女子高生に性的暴行を加えた某演技学院の代表A氏が下着姿でひざまずいて謝罪している。右側は演技学院のグループ写真の中のAさん＝JTBC「事件班長」(c)news1

【06月21日 KOREA WAVE】演劇学校を経営する俳優の男性が教え子の女子高生への性的暴行を否認して指導を続けているという話が17日、韓国JTBC「事件班長」で報じられた。 番組は昨年10月初め、男性の自宅で撮影された映像を公開した。男性は下着姿で泣きじゃくる女子高生にひざまずいて「本当にごめん。あなたを愛してた」と謝罪している。男性は受賞歴もある俳優で、テレビにも出演したことのある有名人だという。 映像を提供した女子高生の父親によると、映像が撮られた日、女子高生は男性の誕生日プレゼントを整えて学校の友達2人と集まった。男性は子どもたちを自宅に呼んで飲酒させ、被害者だけを残して性的暴行を加えた。父親の経済事情が厳しく学費を3カ月程度滞納していたことにつけ込み「私と寝れば払わなくてもよい」と迫ったという。 女子高生は数日間悩んだ末、警察に行った。男性は強姦などの疑いで検察に送致されたが、拘束は免れ、いまだに演技学校で指導しているという。さらに男性は弁護士を選任し「性関係はなかった」と疑惑を全面否認。証拠の映像について「他の事情だ。性犯罪のためではない」と主張している。 女子高生は犯行当日に着ていた服を捜査機関に提出し、男性のDNAが検出された。現在も検察の捜査が続いている。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News