北九州市の企業トップに聞く2025年 安川電機「去年を取り返すくらいジャンプ」 TOTO「賃上げ・物価高いいバランスで」 スターフライヤー「コロナ禍前を取り戻したい」
地元経済界のトップらが一堂に会する賀詞交歓会。 7日の福岡市に続き、8日は北九州市で開かれました。
◆北九州商工会議所 津田純嗣会頭 「今年は値上げ、賃上げ、そして消費です。従業員の生活向上とモチベーションの維持は、企業の成長と発展に欠かせない要素です。未来のために一歩踏み出し、共に成長していきましょう」 北九州市小倉北区のホテルで開かれた新春恒例の賀詞交歓会。 服部知事や武内市長、そして、地元企業のトップら約1000人が集まり、今年の抱負を語りました。
◆安川電機 小笠原浩会長 「今年は、中期経営計画の最後の年。去年、若干停滞したから、その分を取り返すくらいジャンプしないといけない。そういう年にしたい。要素はできている」
安川電機は、アメリカの大統領選などが終わり世界情勢の変化が少ないと予想される2025年に飛躍の期待を込めます。
そして、2030年度までに1兆円以上の売上高を目指しているTOTOは-。
◆TOTO 清田徳明 社長 「適度なインフレは価値を認めていただきやすい環境。しっかりと購買力を上げるための賃上げ、物価高も含めてセットでいいバランスでまた過ごせる1年になればいいなと思う」
今年春から北九州空港周辺の交通機関が整備され、利用客の増加を期待できるスターフライヤーは-。
◆スターフライヤー 町田修 社長 「去年も非常に多くのお客様に乗っていただいたが、まだコロナ禍前の2019年まで到達していない。あと10%程度、まだ到達していないので、この10%を2025年は取り戻したい」 若い世代を中心に日本人の転出入が大幅に改善されたことなどから、去年、60年ぶりに人口が社会増に転じ、波に乗る北九州。 経済界にも大きなチャンスが訪れそうです。
テレビ西日本
【関連記事】
- 福岡の企業トップに聞く2025年の『変革』 JR九州「安全を最優先に」 西鉄「ワンビル 新たな天神へ」 イオン九州「インフレ下での小売業の構造改革」
- 老人福祉施設の駐車場で事故 女性が軽自動車にはねられ死亡 74歳男性が運転操作誤り施設外壁や別の車にも衝突 福岡市
- 久留米市の野外音楽フェス「KURUME MUSIC FES.2025」 3月30日開催へ 地元出身のアーティスト出演 福岡県
- 福岡県内の高校生に自転車ヘルメット3000個贈呈 4月から全県立高校で着用義務化 “未着用”の致死率は“着用”の約4倍
- 次の福岡土産の定番へ 県内の“隠れた逸品”販売会 メンマや珈琲まんじゅうなど55商品が集結 1月9日まで