チェジュ航空 長崎ー務安間のチャーター便の欠航、運休を決定 179人死亡の旅客機事故受け
去年12月29日に韓国・務安国際空港で発生した航空機事故を受け、チェジュ航空が、3月までの運航を予定していた長崎ー務安間のチャーター便を欠航、または運休することが分かりました。 長崎県がチェジュ航空からの連絡として発表した内容です。 ▼務安国際空港の滑走路閉鎖のため、1月2日(木)~7日(火)まで予定されていた務安~長崎間のチャーター便は欠航。 ▼1月8日(水)~3月29日(土)までのチャーター便については、運休することを決定。 12月29日に韓国・南西部の務安空港で事故を起こした韓国のLCC格安航空会社「チェジュ航空」は、12月から長崎ー務安間を週3回往復するチャーター便を運航していました。 チェジュ航空が運航する長崎ー務安間のチャーター便は、インバウンド需要獲得に向けた長崎県の誘致によって就航が決まり12月10日に運航を開始、事故前日の28日にも長崎ー務安間を往復しました。 2025年3月29日まで週3往復、合計48往復が運航されることになっていますが、県の発表によりますと、予定されている3月29日までの便はすべて欠航または運休になるということです。 韓国の消防庁などによりますと、29日午前タイのバンコクを出発したチェジュ航空の旅客機が胴体着陸に失敗し炎上。消防は乗客乗員181人のうち、救助された乗務員2人をのぞく179人が死亡しました。
長崎放送