落語家・柳家花ごめが真打昇進!師匠の花緑は「精神のおかしいところをもっと磨いて」
落語家の柳家花ごめ(38)が5日、師匠の柳家花緑(53)とともに、都内で真打昇進披露会見を行った。 【画像】落語家・柳家花ごめが真打昇進!師匠の花緑は「精神のおかしいところをもっと磨いて」 花ごめは「なかなか人生にない記者会見という場で非常に緊張しておりますけれども」と初々しく挨拶。そんな姿に、師匠の花緑は「緊張が着物を着ているよう」とツッコみつつ、「いいところはコツコツやっていく。私の知らないところで稽古を重ねていたようで、思った以上に落語家らしくなった」と頑張りをたたえ、「お客様に喜んでいただける噺家(はなしか)になれるように後押しして、弟子と師匠ともに歩んでいけたら」と背中を押した。 花ごめは近年、新作やオリジナルの創作噺にも取り組んでおり、「最近、怪談話を手掛けるようになったので、怪談話を落語でどう表現できるのかっていうのを模索できたら」と意気込んだ。 これに花緑も「笑顔で人が死んでいくのを見ているような子ですから、この精神のおかしいところをもっと磨いていって、もっとおかしなことになっていいなと」と言い、「新作を聞いて、面白いなと思った。創る才覚があるっていうのは、新たにこの子の良い面を発見したなと思った」と弟子の成長に目を細めていた。 花ごめは、2009年に柳家花緑に入門。「まめ緑」として前座を務め、14年に二ツ目昇進し「柳家花ごめ」と改名した。 今月21日の東京・鈴本演芸場を皮切りにスタートする「真打昇進襲名披露興行」では、花ごめとともに、真打に昇進した古今亭志ん松改メ 七代目古今亭志ん橋(39)、春風亭朝之助改メ 春風亭梅朝(40)、古今亭始改メ 古今亭伝輔(40)も日替わりで出演する。
テレビ朝日