「まだ41年しか乗っていません」自分の両親が生まれる前より前に作られたクルマに目を輝かせる子どもたち|第5回 関東工大クラシックカーフェスティバル
【2019年イベント振り返り 第5回 関東工大クラシックカーフェスティバル】 構内のテストコースを走る同乗体験走行は、午前と午後に各1回が実施されたほか、協賛のトヨタカローラ埼玉と日産サティオ埼玉北による、両社の新車の同乗体験も行われた。 【画像27枚】新車で購入して以来、乗り続けているというセレステ。「まだ41年しか乗っていません」「お金がなくて新しいクルマが買えないんです」と、次々とジョークが飛び出す陽気なオーナーだ。残存個体は1.6Lエンジン搭載車のほうが多く、仲間が減ってきているという。ボディサイドのラインは塗装して入れ直しなど、エントリー車両たち 交通安全パレードは鴻巣警察署の協力によって実施され、会場から鴻巣駅までの道のりを往復し、多くの人々から注目を集めていた。 クルマ好きな子供たちが、自分の両親が生まれるより前に作られたクルマに、目を輝かせながら乗る様子も見かけられ、学校開催らしく、将来のクルマ好きを育てていこうという意志の感じられるイベントとなっていた。 1967年式 シルビア 本来は友人が参加予定だったが来られなくなったために急きょ代打として参加した初代シルビア。ほぼ同い年ということで思い入れが強いといい、他にもヨタハチやコスモスポーツなど同世代のクルマを多数所有している。1年がかりでレストアした個体で、ミラーなどはいちから作成したという。 1971年式 ダットサンブルーバード1800SSSクーペ 福島県から2台で連れ立って参加したブルーバード1800SSSのうちの1台。カラーも全く同じで並んでいた。息子さんが購入したもので、現在では父子2人で面倒を見ているような状態だという。 初出:ノスタルジックヒーロー 2019年8月号 vol.194 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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