トヨタ ランドクルーザー250〈いま新車で買えるクルマカタログ〉新世代ランドクルーザーの主力モデル
ランドクルーザー250:モデル概要
新世代ランドクルーザーの中核モデルとして誕生した250シリーズは、悪路走破性に扱いやすさをプラスすることで、オフローダーが必要な人々の生活を支える役割と使命を担っている。“原点回帰”をキーワードに、開発コンセプトを「The Land Cruiser : 質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」と定め、開発を進めてきたモデルになる。 【画像】トヨタ ランドクルーザー250〈国産新車カタログ〉×21枚 300シリーズと同じ強固なGA-Fプラットフォームを採用するなど、優れた悪路走破性を追求。さらにランドクルーザー初となる電動パワーステアリング(Eps)とSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)を搭載。電動パワーステアリングは、オフロードでのキックバックの低減に加え、オフロード/オンロードを問わない扱いやすさを確保していることが特徴。SDMはスイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替えることができ、オフロードでの悪路走破性/乗り心地とオンロードの操縦安定性を両立させている。 パワートレーンは、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8ATと、2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECTの2タイプを設定。ともに力強い走りと高い環境性能を実現していることが特徴になる。駆動力はセンターディファレンシャルにトルセンLSDを備えたフルタイム4WDによって、余すことなく四輪に伝達。電動リヤデフロックが悪路での力強い走破性を発揮するとともに、前後駆動力配分の自由度を拡大し、より卓越した走行安定性を実現している。 全長4925mm/全幅1980mmのボディサイズに、ランドクルーザー80シリーズから続く伝統のホイールベース2850mmを採用。オフローダーにふさわしい対地障害角を確保し悪路走破性を追求する一方、ドアミラー含む実用全幅値は2115mmにとどめることで、扱いやすさにも配慮している。また、3列シート7人乗りと2列シート5人乗りの2つのタイプを設定。運転席の着座位置を後方に移動しつつ、2列目と3列目シートの配置位置の見直しを実施することで、951mmもの広い前後カップルディスタンスを確保する。さらに6:4分割セカンドシート使用時でも408Lものラゲージ容量を確保している。 ◆ラダーフレーム構造のGA-Fプラットフォームは、最新の溶接技術「非線形テーラードウェルドブランク」と超高張力鋼板を適材適所に採用することで、剛性/強度/軽量化を高い次元で達成。具体的にはフレーム剛性は50%向上、車両全体の剛性としては30%向上している。サスペンションも新開発したハイマウントダブルウィッシュボーン式(フロント)とトレーリングリンク車軸式(リヤ)を採用。