巨人・菅野「先頭のところですね」 前川に打たれた安打悔やむ 開幕3戦21イニング目で初失点
◇セ・リーグ 巨人1―2阪神(2024年4月18日 甲子園) 巨人の菅野智之投手(34)が18日の阪神戦(甲子園)で今季3度目の先発登板。3年ぶりの完封ペースだった8回に追いつかれて降板し、開幕投手を務めて12勝(5敗)をマークしたプロ2年目の2014年以来10年ぶり2度目となる開幕3戦3勝を逃した。 【写真】<神・巨>3回、大山を空振り三振に仕留めて雄叫びを上げる菅野(撮影・北條 貴史) 8回の失点は菅野にとっては開幕から3戦21イニング目での今季初失点。7回1/3で112球を投げ、6安打1失点という投球内容だった。 なお、チームは1―1で突入した延長10回に4番手の守護神・大勢が1死も取れず無死満塁から佐藤輝にサヨナラ打を浴びて敗れている。 試合後、菅野との一問一答は以下の通り。 ――8回は悔しい形に。 「なんとか、監督だったりピッチングコーチの思いに応えたかったんですけど。まあ、先頭(代打・前川に左前打)のところですね」 ――投球を全体的に振り返ると。 「4回ぐらいからだいぶ落ち着いて、自分の投げたいボール投げられたので。そこは良かったと思いますけど。まあ、ツーナッシングからフォアボールも出したケースもあったし、そういうちっちゃい積み重ねがね、8回粘れなかったところもあると思うので」 ――8回は100球を超えていたが。 「何も問題ないし、自分もいくつもりでいた」 ――西舘が好リリーフ。 「いや、ホントに頼もしいしね、助けてもらうこともやっぱあるんで。できればね、自分で、しっかりイニングは最後まで投げ切れるように。そこは意識してやっていけたらと思います」 ――かつて自主トレーニングをともにしていた西勇との投げ合い。 「できれば勝ちたかったけど、アイツもね、いいピッチングしてたし、自分も負けるかって気持ちで投げたので。まあ、次また投げ合うことがあったら良い試合したいですね」 ▼杉内投手チーフコーチ 1―0で勝つつもりで(8回の)マウンドに上げましたので。よく頑張ってくれました。勝つなら1―0と思ってトモ(菅野)に全部任せました。