本格的な雪のシーズンに向け、月山道路で除雪車の出動式が行われました。 出動式には道路管理者や自治体関係者、除雪オペレーターなど、およそ70人が参加し、作業の安全を祈願しました。 月山道路は西川町と鶴岡市を結ぶ全長30.9キロの国道で、多いときには1日に1メートルをこえる積雪があります。 この日本有数の山岳豪雪地帯の安全をロータリー車や、高いところにせり出した雪を長いアームで取り除く雪庇処理車など合わせて34台で守ります。 山形河川国道事務所によりますと、昨シーズンの除雪車の出動回数は暖冬の影響もあり、例年より50回ほど少ない438回でした。 【山形河川国道事務所　寒河江国道維持出張所　土橋融所長】 「昨年は雪が大変少なかったが（今年は）降雪量が平年並みか多いという予測がある。みなさん早めの冬タイヤへの交換と安全運転を心掛けてほしい。」 月山道路では、きょうから来年5月上旬まで除雪車の出動に備えるということです。