柯文哲民衆党主席が辞任 議員団トップの黄国昌氏が代理党主席に
(台北中央社)収賄や政治献金横領の罪で起訴された第2野党・民衆党の柯文哲(かぶんてつ)党主席(党首)が1日午後、同党の拡大中央委員会で辞意を表明した。これを受け同委員会は立法委員(国会議員)団トップの黄国昌氏を代理党主席とすることを決めた。 柯氏は先月26日に起訴されたが、保釈と保釈取り消しを経て、同30日に再保釈された。検察側は懲役28年6月を求刑する方針。 委員会後に報道陣の取材に応じた江和樹中央委員は、慰留を試みたが、柯氏の意思は固かったと説明。今後も柯氏は終身党員であり、ボランティアだとした上で、柯氏の精神は永遠に民衆党にとどまり続けると信じていると語った。 (郭建伸/編集:齊藤啓介)