楽天・小郷裕哉、プロ初5安打!「まさか自分が球団タイ記録を打てるとは」 ソフトB近藤&柳田抜いたパトップ41安打
(パ・リーグ、西武2-13楽天、7回戦、楽天4勝3敗、10日、ベルーナD)背番号51が大暴れだ。「1番・右翼」で先発した楽天・小郷裕哉外野手(27)がプロ6年目で初&球団タイ記録となる1試合5安打をマークした。 【写真】4回楽天2死一、二塁、小郷が右前に適時打を放つ 「多分、生涯でも初の5安打。まさか自分が(球団タイ記録を)打てるとは思っていなかった。良いアプローチができたかなと思います」 ♪Oh! GO! 今季から新しい応援歌もできた27歳がダイヤモンドを駆け回った。一回先頭で左翼線二塁打。三進後、相手のミスで先制のホームを踏んだ。第2打席以降も投安、右前適時打、2本の右前打と快音は止まらず。八回には中犠飛も放ち、2打点、2盗塁、4得点。いずれも今季最多の18安打13得点の大勝を呼び込んだ。1試合最多安打記録は1リーグ時代に7があり、2リーグ制となった1950年以降は6だった。 これで今季の安打数を41とし、ソフトバンクの近藤と柳田を抜いてリーグトップに立った。それでも「全然まだまだ足元にも及ばない。もっとうまくなれるように」と向上心をのぞかせた。 チームは4位に浮上。「(安打数は)全然気にしていない。チームが勝てるように頑張ります」と小郷。文字通り、先頭に立ってチームを引っ張っていく。(加藤次郎)