飲酒運転を許さない 県飲食業生活衛生同業組合がサンパークで啓発パレード【山陽小野田】
県内の飲食業者で構成する県飲食業生活衛生同業組合(青木光海理事長、17支部)の第11回飲酒運転根絶総決起集会が21日、おのだサンパークで開かれた。16支部の組合員や県警、行政関係者ら150人がパレードを行い、飲酒運転を許さない機運の醸成を図った。 関係機関や地域住民が一体となって飲酒運転の危険性を広く周知し、根絶することを目指して、各支部のキャンペーン活動を統一して2012年から毎年実施。今年は山陽小野田支部(江田方志支部長)が主管となった。 集会で青木理事長は「コロナ禍が明け、2回目の繁忙期を迎えようとしている。11月からは自転車に関する道交法が改正される。大切なお客さんを加害者にしないためにも、飲食業界から呼び掛けていこう」とあいさつ。江田支部長が大会宣言の後に「飲酒運転者へ酒の提供はしない」「ハンドルキーパー運動を推進する」など4項目を述べ、参加者の拍手で決議した。 店内では、県警音楽隊を先頭に組合員や来賓、県内のゆるキャラが列を成して行進。「飲酒運転は、しない。させない。絶対に」と声高に買い物客へ呼び掛けた。