「駅メモ!」と郵便・鉄道5社がコラボ 30日から房総の魅力PRキャンペーン(千葉県)
全国の鉄道駅などを巡る位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」シリーズを配信するモバイルファクトリーと、日本郵便関東支社、JR東日本千葉支社、小湊鐵道、いすみ鉄道の5社によるコラボキャンペーン「房総半島の風光明媚(めいび)トラベル」が、30日~来年3月16日に開催されることになった。 日本郵便関東支社は、キャラクターの「友荷なより」を今年も鴨川市の江見駅郵便局の応援特使に任命。期間中は、駅や沿線の観光地を巡るスタンプラリーや、コラボグッズの販売などさまざまな企画が展開される。 駅メモ!シリーズは、ゲーム「ステーションメモリーズ!」と「駅メモ!Our Rails」の総称。スマートフォンなど端末の位置情報とゲームを連動させ、全国9000以上の鉄道駅でデジタルスタンプラリーができ、「でんこ」と呼ばれるキャラクターの育成や着せ替えなどが楽しめる。 コラボキャンペーンは、2020年にモバイルファクトリーと江見駅郵便局とでスタート。JR東などが加わり、規模を拡大しながら継続してきた。でんこの「友荷なより」は、20年から江見駅郵便局の応援特使を務めている。 同郵便局では、窓口か、郵送で消印を押して希望者に返送する「郵頼(ゆうらい)サービス」の利用で、なよりがデザインされた記念小型印を郵便物などに押印するサービスや、9月30日のなよりのバースデーお祝い企画を実施。なより宛てのバースデーカードを募集しており、送付者にはオリジナルポストカードのプレゼントがある。申し込みは10月25日まで。 コラボグッズの来局記念券を販売する同郵便局と安房勝山駅郵便局は、10月5、6日の2日間、郵便とJRの窓口を臨時営業(午前9時~午後4時)する。また、県南部の郵便局(計150局)でオリジナルフレーム切手やアクリルスタンド、安房鴨川駅・江見駅の売店などでアクリルキーホルダーやクリアファイルが販売される。 デジタルスタンプラリーは、外房線と内房線、小湊鐵道、いすみ鉄道の計19駅と、観光スポット8カ所が対象。江見駅や安房勝山駅などでは、なよりのビッグパネルが出迎える。 詳細は、モバイルファクトリーのホームページなどで確認できる。 (安藤沙織)