横浜FMキューウェル監督「タフな試合になる」“日本勢キラー”韓国王者蔚山と対戦…ACL準決勝
◆ACL▽準決勝第1戦 蔚山―横浜FM(17日日本時間午後7時KO、蔚山文殊スタジアム) 日本勢唯一の準決勝進出を果たした横浜FMは16日、試合会場の蔚山文殊スタジアムで前日会見、練習を行った。 キューウェル監督は「あすの試合を楽しみにしている。タフな試合になることは間違いない。準決勝までたどり着いたチームに、大きな差はないだろう。自分たちらしさを出していきたい」と意気込みを語った。 蔚山は韓国Kリーグ2連覇中の強豪。決勝トーナメント1回戦で甲府に2戦合計5―1で快勝するなど日本勢との相性もよく、18年大会以降、対日本勢9勝5分け2敗(PK戦白星は勝利扱い)を記録している。 現役の代表選手が複数所属するなど攻守ともにレベルが高く、韓国代表や柏などで活躍した洪明甫(ホンミョンボ)氏が監督を務める。直近のリーグ2試合は3―0、4―0の大勝で横浜FM戦に弾みをつけることに成功した。 公式会見に出席したDF渡辺泰基は「横浜に勝利を持ち帰る」と力を込めた。中2~3日の連戦をこなしてきたチームにとって、韓国でのアウェー戦が難しい試合となることは間違いない。東アジアNO1を決める難敵との準決勝は、チームの総合力が問われる一戦となりそうだ。
報知新聞社