【愛媛県のお土産レシピ】 「松山あげ」の卵とじ丼 ジュワッとした食感がクセになる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 【画像】絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.50 松山あげの卵とじ丼
愛媛県松山名物「松山あげ」。乾燥した油揚げです。しばらくお味噌汁に入れて楽しんでいましたが、今日は卵とじ丼で。 乾燥してるだけあって汁の吸いっぷりが良く、ジュワッとした食感はクセになります。ほんとおいしい……。 3カ月ももつそうですが、もうあっという間になくなりそう。もっと買ってくればよかった……。旅先でのお買い物はこういう後悔がつきまといます。 ■材料(1人分) ・卵:1個 ・松山あげ:ひとつかみ ・玉ネギ(スライス):1/4個 ・小松菜、にんじん薄切り:少々 ・ごはん:適量 A ・出汁:1/2カップ ・薄口醤油:大さじ1 ・みりん:大さじ1 ・酒:大さじ1 ■作り方 (1) 小さめの鍋にAを入れる。沸騰したら卵以外の材料をすべて入れ、ひと煮立ちしたら、溶き卵を流し入れ、蓋をしてお好みのかたさになったらごはんにのっける。 今日はたまたま小松菜とにんじんがあったので入れましたが、なければないでOKです。出汁もなければめんつゆを水でのばしたものでいいですし。卵とじはあんまり気負わず気楽にささっと作りましょう。 白央さんから教えて頂いたこの「松山あげ」。どうやって食べたらいい? って聞いたら「味噌汁!」と力強くご返答頂きました。普段のお味噌汁がググッとおいしくなりますよ。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ