【石原さとみのライフスタイル】子育てで気をつけていることは?家族との関係は
出産を経て仕事に復帰した石原さとみさんの第一作となった映画『ミッシング』。劇中で演じたのは幼い娘が失踪した母親役だったことに、驚いた人は少なくなかったはずだ。 石原さとみさんインタビューフォトギャラリー 自分をよりいっそう輝かせるためのチャレンジは、プライベートでも。毎日が楽しくなるヒントが満載!
Q 日々の生活の中で挑戦していることは?
A 子どもに何か言うときは、全部ポジティブ変換するように。 たとえば、走っちゃいけない場所で子どもが走ってしまったときは、「ゆっくり歩いてみようか」とか「足音を立てずに歩けるかな?」っていうふうに声をかけます。「走らないで」や「走っちゃダメ」だと、子どもの頭の中に“走る”しか残らない気がするから。やめてほしいことを瞬時にポジティブな言葉に変換して伝えないといけないので、その筋肉は日々鍛えられてきていますね。気持ちをまっすぐに届ける大切さは、大人同士の関係においても同じだと思います。
Q ストイックな石原さんでも、自分を甘やかすことはありますか?
A 友達と家族には、甘えまくっています。 ストイックという感覚は自分の中にはなくて、単純に飽きっぽくて好奇心が強いだけ(笑)。仕事で完璧を求められることが多い分、友達や家族の前ではそうじゃなくていいっていうことを周りがずっと言ってくれるので、助かっていますね。
Q 心を豊かにするために取り入れている習慣は?
A アンガーマネジメント。 映画『ミッシング』にも、主人公がSNS上で不特定多数の人から感情のままに攻撃される描写があるんです。でも、ひどい言葉を投げつける前に一瞬立ち止まって、「もしバッシングを受けている相手が自分の友達だったら? 家族だったらどうする?」って少しの想像力を働かせるだけで、文字を打つ手が止まるはず。そんな優しい世の中になってほしいと願っています。
Q これからの未来に挑戦したいと考えていることは?
A いっぱいあります! ここから私はどうなっていくのかなと、自分でも楽しみです。 プライベートでも育児の面でも、もちろん仕事の面でも、やりたいことはたくさんあるんです。仕事に関して言うと、実現できるかどうかは運とか縁とかタイミングが大きいとは思うけれど、自分の感性は信じ続けたい。『ミッシング』で吉田監督に出会えて、映画を見るのもやるのも面白いって知ることができた今、ここから私はどういう作品に巡り合えるのか、ワクワクが止まらないです!