大谷翔平を救ったバットボーイが“爆笑会見” 大谷に「僕が守ってあげたからね」、ポルシェは…
ドジャース大谷翔平投手(29)を守った「話題のバットボーイ」が“爆笑会見”を行った。 【実際の動画】ドジャースのバットボーイの素手キャッチ 26日(日本時間27日)のホワイトソックス戦で攻撃中にベンチに飛んできたファウルボールがあわや大谷に直撃しそうになったところを、バットボーイのハビエル・ヘレラさん(38)が素手でスーパーキャッチ。MLB公式サイトでも動画とともに報じられ、話題となっていた。 28日(同29日)ジャイアンツ戦前にド軍広報が「これからスターが来る」と報道陣に事前告知。大谷の取材時にも使用される広告入りのバックボードに現れたのはヘレラさんだった。周囲のスタッフもドッと笑った。 ヒーローになった気持ちを聞かれ「自分の仕事をしただけだよ(笑い)」と胸を張り「打者が打つ瞬間は見ていて、自分の方に飛んできたけど、捕ることはできた」と振り返った。素手で鋭い打球をキャッチしたが痛みについて「いや、まったくなかった。(仕事上で)ローションを使っているからかな(笑い)」と裏方流ジョークで笑いを起こした。 大谷に直撃していればケガしていた可能性もあった。大谷もヘレラさんが打球を捕った際には驚いた表情から笑顔を見せていた。「(大谷から)サンキューと言われたよ。自分は『僕が守ってあげたからね』と返したよ」とニンマリ。ポルシェのお礼はあったかと冗談まじりに聞かれると「ないよ。おもちゃのポルシェも? ないよ。それは噂でしょ」と笑顔で“無報酬”を明かした。 ヘレラさんが話題になるのは実は2回目。16年8月16日のレッズ戦(ドジャースタジアム)で左翼へのファウルボールを捕ろうとしてバランスを失い、背中から転げ落ちて自ら“スタンドイン”。周囲も心配したが、恥ずかしそうに立ち上がって、ファウルエリアの定位置に戻った。「全国中継でなんて恥ずかしいことを」と当時は語ったというが、9年たっても職務をまっとうした。 「あの時は落ちたからね(笑い)。恥ずかしかったよ。今回はヒーローだから」と気持ちよさげ。爆笑会見を終えると、スタッフら周りから「イェ~イ!」と拍手喝采だった。