「着替えは3~4枚持ち歩く」“体重190kgの35歳男性”が気をつけていること。健康診断の結果も教えてもらった
古いトイレの場合、便座が割れてしまうことも
現在は幸いにも太っていることを自身の個性として生きられるように。「日常生活で太っていて困ること」も明るく話してくれた。 「まずは服ですね。特にズボンは、またずれを起こしてすぐに破けてしまうので、あまり出歩かなかった時期でさえ、季節ごとに1本ズボンを新しく買っていました。なので、予備のズボンもいつもクローゼットにストックしてあります」 また、家探しにおいては、水回りを特に気にするというが、その理由は平均的な体重の人とは違うものだった。 「まず、お風呂ですが、一人暮らし向けの賃貸だと、僕のサイズで入れる湯船がないんですよ(笑)。それから、トイレの新しさは重要です。古めのトイレだと、便座が弱くて僕の重さに耐えきれず割れてしまうんですよね。実は、今住んでる家も、割れています(笑)」 トイレといえば、巨漢力士だったKONISHIKI(元・小錦)も「自分でお尻が拭けない」という説があった。カクコ氏の場合はどうだろう。 「今のところまだ大丈夫です。でも、少し太って200キロを超えると、お尻に手を伸ばした時に『あ、なんか遠いな』とは感じますね(笑)」 一般人には感じられない「お尻が遠い」という感覚は、やはり体重200キロの大台のなせる技のようだ。
食べ放題に行ったらテーブルに腹が圧迫され…
たくさん食べる人にとって、ガッツリ系の食事や食べ放題の店は、ありがたい存在のように思える。しかし、飛び抜けて太ってしまうと、もろ手をあげて「ありがたい!」とも言いにくいのだという。 「鳥貴族が、食べ飲み放題を安くでやってますよね。いいなと思って行ってみたんですが、椅子とテーブルが固定されてるんですよね。そうなると、たくさん食べてたくさん飲みたいのに、座った瞬間にテーブルでお腹が圧迫されて、開始前から苦しいんですよ(笑)」 さらに、ガッツリ系の代名詞とも言える二郎系ラーメン店も、同様の状況になってしまうとカクコ氏。 「カウンターの椅子が固定されているところが結構多くて、窮屈なので行く気持ちになれないんですよ……」