綾瀬はるか、主演映画「ルート29」の撮影は「ヌーの移動みたいだった」公開舞台あいさつ
女優綾瀬はるか(39)が9日、都内で主演映画「ルート29」(森井勇佑監督、8日公開)の公開記念舞台あいさつに登壇した。 【写真】白いワンピースから美脚見せる綾瀬はるか 同作は他者と交わろうとしないひとりぼっちの主人公トンボ(綾瀬)が、風変わりな女の子ハル(大沢一菜=13)を連れて旅に出る感動ロードムービー。「こちらあみ子」で第27回新藤兼人賞金賞はじめ、多くの賞を受賞した森井監督(38)が、中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けて撮りあげた。 白いワンピース姿で登場した綾瀬は、鑑賞後の観客に向けて「見終わった後ということで、不思議な映画だったでしょうか? はい、不思議です」と呼びかけた。撮影を振り返り「1カ月半くらいかけて、鳥取で順番に29号線を旅するように撮っていたので。一緒に虫を捕ったり、大きい大家族の夏休みみたいな。ヌーの移動みたいな、そういうのが一番思い出深いですし、この作品で一緒に(東京国際映画祭の)レッドカーペットを歩けたのもうれしかったです」と話した。 トーク後には、綾瀬に憧れている大沢へのサプライズで、綾瀬手作りのフォトアルバムをプレゼントした。数時間かけたという力作に大沢は「最高です。お手紙もある…。宝物にします」と感動しきり。綾瀬は「どういうのが好きなのかなって考えながらつくって。もうちょっと絵を描きたいなっていう気持ちもあるので、後で1回引き取らせてもらっても…」と言って笑わせた。 イベントには綾瀬と大沢のほか、森井監督と市川実日子(46)も登壇した。