<高校野球>同一都道府県の複数出場は北海道、大分など6道府県 センバツ
25日に大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれた第91回選抜高校野球大会の選考委員会で出場校32校が決まった。初出場は8校あり、32校が出場した前々回大会の4校から倍増した。創部10年目の札幌大谷と同7年目の啓新というフレッシュなチームが春夏通じて初めて甲子園の土を踏むほか、筑陽学園や大分、日章学園がセンバツ初出場を果たした。 【「若いっていいな 甲子園おめでとう」写真特集】 出場32校 喜びの表情を見る 復活出場は20校で、関東・東京の6校はいずれも復活組だ。甲子園優勝経験校は第86回大会(2014年)を制した龍谷大平安や史上最多5回目の頂点を目指す東邦など8校で、そのうち第1回大会優勝の高松商など6校が春の頂点に立っている。 連続出場は初出場だった前回大会から2年連続となる松山聖陵など4校。春夏連続出場は智弁和歌山の4季連続が最長で、星稜も3季連続。公立校は9校で、記念大会で36校が出場した前回大会の8校から増えた。 同一都道府県の複数出場は北海道、大分など6道府県で、前回大会よりも一つ増えた。【安田光高】 ◇フレッシュな顔ぶれ 八田英二・日本高校野球連盟会長 初出場が8校、公立校も多いし、フレッシュな顔ぶれがそろった。平成最後となる節目の大会。選手の皆さんはますます努力して、元気な顔で甲子園に来ることを期待している。