まさかの“試練”も…「育成落ち」から這い上がったドラ1戦士(5)巨人でまたも”崖っぷち“に
プロ野球の世界では、ドラフト1位で入団した選手には特に大きな注目が集まる。入団時には栄光を掴んだかのように見えるが、故障や成績不振により、育成契約となる選手も少なくない。ここでは、育成契約から支配下登録を勝ち取り、再び一軍の舞台で躍動しているドラフト1位入団の現役選手を紹介したい。(※今季成績は6月27日時点)
髙橋優貴(読売ジャイアンツ)
·投打:左投左打 ·身長/体重:178cm/82kg ·生年月日:1997年2月1日 ·経歴:東海大菅生高 - 八戸学院大 ·ドラフト:2018年ドラフト1位 左肘手術の影響で育成契約を経験した髙橋優貴。支配下復帰を果たしたが、苦しいシーズンが続いている。 八戸学院大から2018年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから18試合に登板し、5勝7敗、防御率3.19の活躍を見せ、新人ながら日本シリーズの先発マウンドも託された。 2021年には先発ローテーションの一角を担い、27試合の登板で11勝9敗、防御率3.39の好成績をマーク。 ところが、翌2022年は10試合の登板にとどまり、1勝5敗、防御率5.40と大きく成績を落とした。さらに、同年9月には左肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた影響で育成契約に。 昨季4月に支配下復帰したが、同年はわずか6試合の一軍登板に終わった。今季はここまで一軍登板がなく、三軍戦が主戦場となるなど、厳しい立場に置かれている。 再び一軍の舞台に這い上がることができるか注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部