『キングオブコント2024』優勝のラブレターズを直撃!「40歳コンビの哀愁を見せつけたかった」
『ラストイヤーにしよう』と決意していた
「過去4回はファーストステージで負けているので、結果発表前のCM中には浜田さん(雅功・61)から『どんまい』とイジられて。ファイナルステージ前には事務所の大先輩の大竹まことさん(75)から言われた『どうせ優勝できないけど頑張れ』って言葉を思い出して(笑)。だから優勝したときは、呆気(あっけ)に取られました」 【画像】すごい…!取材を受けるジャンポケ斉藤の不倫相手"中条あやみ似"キャバ嬢…! 口を揃えてそう話すのは、『キングオブコント2024』で17代目王者に輝いた、お笑いコンビ『ラブレターズ』のツッコミ・塚本直毅(39・写真左)とボケの溜口(ためぐち)佑太朗(39)だ。5度目の決勝で栄光をつかんだ彼らは、喜びを噛(か)みしめていた。 溜口「16年間、この大会と共に歩んで来ました。大会前から『ラストイヤーにしよう』と決意していたので、まさか優勝できるなんて思わなかった」 塚本「本当に優勝って存在するんだって、二人とも実感が湧かなかったです。先輩方がいい意味でリラックスさせてくれたおかげで、変に気張らずにできましたね」 溜口「逆に開き直れました(笑)」 優勝ネタは、海辺でたそがれるジュビロ磐田ファンの丸刈り女性を金髪の外国人男性がナンパするという奇抜な設定。審査員から”総ツッコミ”を受けた。 溜口「賛否があったとしても、今までやってきた自分たちらしい攻めたネタ2本をどうしてもやりたかった」 塚本「間もなく二人とも40歳。立ち返って考えるとトガったネタばかりやってきました。ただ、年齢も考えて僕らしかできないネタを見つめ直したときに、哀愁を意識したネタに切り替えたんです。若い子にはできない、僕らなりのコントを見せつけたかったんです」 溜口「それにしても、優勝ネタとは思えないくらいダメ出しされましたね(笑)。だから実感がなかったのかな」 進化を続ける二人が、次に目指す野望とはなんなのか。 溜口「賞金に加え、自分でお金を出してでも事務所の芸人がメインの特番を作りたい。MCは、お世話になった先輩の阿佐ヶ谷姉妹さんにお願いする!」 塚本「俺も出資するよ(笑)。興味があるテレビ局の方はぜひ、お願いします!」 ″不惑″を迎えるが、これからも迷うことなく自分たちのお笑い道を邁進する。 『FRIDAY』2024年11月1・8日合併号より
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