忠誠心が半端ない! Jリーガー、同一クラブ在籍年数ランキング6位。2016年から出場なし…。それでも頼れるレジェンド
国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は2月20日時点。
6位:安藤駿介 生年月日:1990年8月10日 所属クラブ:川崎フロンターレ 在籍年数:15年19日 Jリーグ通算成績:5試合出場0得点0アシスト Jリーガーの同一クラブ在籍年数ランキングで6位にランクインしたのは、川崎フロンターレのGK安藤駿介だ。川崎の育成組織出身の安藤は2009年冬にトップチーム昇格を果たす。2013シーズンに湘南ベルマーレへの期限付き移籍を経験するも、15年もの間川崎に在籍し続けている。 安藤はサッカーU-23日本代表に選出されたキャリアを持つほどの実力を備えた選手であるが、川崎で出場機会に恵まれていない。プロ3年目までリーグ戦の出場は無く、2011シーズンに4試合、2012シーズンに1試合の出場とプレー時間は限られていた。前述の通り2013シーズンに出場機会を求めて湘南に移籍するが、リーグ戦の出場は10試合にとどまってしまう。2016シーズンのJリーグYBCルヴァンカップのベガルタ仙台戦以降は公式戦のピッチに立っていない。 しかし安藤は試合に出られずとも選手会長を務めるなどしてクラブやチームメイトを支え続けている。13歳で育成組織に入ってからも含めるとおよそ20年を川崎で過ごしており、J2時代からクラブの成長を知る貴重な存在だ。川崎にキャリアを捧げる“クラブ愛”によってサポーターからも支持され続けている。
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