石破首相とトランプ氏の面会実現にひと役買った、昭恵夫人だけではない「もう1人の”私人”外交官」
初当選時にも500億ドルの投資
そして孫氏との関係も影響をもたらしたとのこと。 「孫さんは日米関係や政治というよりもビジネスの話をしにいったわけですが、トランプ氏といえば根っからのビジネスマン。雇用増加を含めたアメリカの経済政策を打ち出す彼にとって、15兆円の投資を無下にするはずもありません。 初当選時(2016年)にも500億ドルの投資を約束した孫氏は、今回も会見で“米経済への信頼度が2倍になったので、投資額も2倍にした”と会見で述べています。トランプ氏にとって、まだ日本には“ビジネスになりうる人材がいる”と判断したのでしょう」(前出・記者) 2024年11月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するも、各国首相らが笑顔で挨拶を交わす中でひとり席に座ったまま、俯きながらスマートフォンを操作するところを映し出された石破首相。 “私人”外交官の手腕によって、ようやく実現しそうなトランプ氏との会談だが、石破首相によるコミュニケーションで関係悪化にならなければいいが。