めっちゃ気持ちいい!体の左右差や歪みが無理なくととのう〈セルフ整体ストレッチ〉3選
ヨガをしていて感じる左右差、日々の体の不調などは実は体の歪みから生じているかもしれません。歪みが整う気持ちがいいストレッチをご紹介します。 ◆写真で詳しいやり方を見る|体の左右差や歪みが無理なくととのう〈セルフ整体ストレッチ〉3選 ■その左右差、体が歪んでいるのかも? ヨガやストレッチをしていて、左右差を感じることありませんか?それ、実は体が歪んでいる証拠です。また、筋肉の柔軟性の左右差が、日々悩まされている肩こり、頭痛、腰痛、冷えなどの原因かもしれません。 では体の歪みはどこから始まっているのでしょうか? 私たちの体は上半身、下半身と大きく2つに分けられるのですが、この2つをつなぐのが骨盤です。この骨盤が歪むとそこから体全身の歪みにつながり、あらゆる不調を招くのです。骨盤の歪みは次のような日常生活の癖や動作が関係していることが多いです。 ・足を組む ・片足重心 ・頬杖をつく ・同じ方で荷物をもつ このような癖がある人は、骨盤が歪んでいる傾向があります。歪みを放置するとどんどんその周辺の筋肉の強張りなども癖になるため、悪化してしまいます。歪みは軽症のうちに整えるのがベスト! 骨盤の歪みを整えるとなると整体に通うことを思いつく方が多いと思いますが、実は自宅でストレッチをするだけでも整うことも多いです。ポイントは骨盤周りの筋肉をほぐすこと。まずほぐさないことにはもとの正しい位置にもどってこれないので、ほぐすことが第一です。その後、衰えているところがあればそこを鍛えることで正しい位置を固定できるようになります。 ■体の歪みを整える気持ちいいストレッチ 骨盤回りの筋肉を伸ばしながら、歪みを整えるストレッチをご紹介します。 ■■①90度ツイスト お尻の筋肉によくアプローチできるストレッチです。お尻の筋肉は骨盤に1番多く付着している筋肉です。股関節の可動域に関わっていたり、骨盤の捻れている歪みなどに効果的です。 やりかた: 1)両脚を立て座り、脚幅は腰幅より広く開く 2)両膝を同じ方向に倒し、それぞれ膝の角度を90度にする 3)膝を倒した方に体を向ける 4)外に倒れた膝側の肘を、同じ方の足の裏に添える 5)手のひら同士を押し合いながら体をねじる 軽減方法:肘が踵につかない場合は、肘ではなく手を添えて体をツイストするだけでもOKです ポイント:膝を90度に近づけることでお尻への伸びが深まります ■■②足掛けツイスト 骨盤の外側や腰回りにアプローチできるストレッチで、反り腰など腰痛にも効果的です。左右差も感じやすいストレッチなので、ご自身の体の歪み度合いのチェックにもなります。 やりかた: 1)仰向けに寝転がり、両脚を立てる 2)片方の外くるぶしを反対の膝近くの前ももにかける(浅く脚を組む感じ) 3)かけた方の膝に反対の手を添えて、その手の方に膝を倒し床に近づける 軽減方法:足をかけずに両膝を同じ方向に倒すだけでもOK ポイント:顔を倒した方と反対方向に向け、背中を浮かないようにするとより深く伸ばせます ■■③うつ伏せワニのポーズツイスト 股関節の内側と腰。背中、肩にかけてストレッチできるので腰痛、肩こりの方におすすめです。 やりかた: 1)うつ伏せに寝転がり、片方の膝を外に曲げる 2)両手で床を押しながら上半身を浮かす 3)外に出した足と同じ方の手を反対の脇の下をくぐらせて肩の外側を床に近づける 軽減方法:深く手を通せず肩が床につかない場合は無理に手を通す必要はないので、そのまま肩をゆっくり床に近づけるだけでOK ポイント:膝をなるべく深く曲げておくことで股関節の伸びが深まります ■体の歪みを整えるには日々の積み重ね 日々の姿勢や動作をすぐ治すことは難しいため、体の歪みを一回で完全に治すことは難しいですが、日々体を歪む動作をしないように気を付けることと、日々のストレッチによって徐々に改善されていきます。改善されれば癖や姿勢も自然と治ってきます。 1つのストレッチでかまわないので、毎日取り組んで快適な体の状態で過ごせることを目指しましょう。 ライター/yurina(ヨガ講師)
yurina