【ボクシング】帝尊康輝「やばかったすよね、オレ」逆転の1回TKOでWBO・AP王座奪取
<プロボクシング:フェニックスバトル117大会>◇25日◇東京・後楽園ホール WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ12回戦が行われ、挑戦者となる同級1位の帝尊康輝(31=一力)が新王者となった。 同級王者ユン・ドクノ(28=韓国)に挑み、1回1分25秒、TKO勝利。いきなり右ストレートでダウンを喫して窮地に立たされながらも、立ち上がった後に左ストレートでダウンを奪い返し、そのままレフェリーストップによるTKO撃破。逆転勝ちの展開で王座獲得に成功した帝尊は「やばかったすよね、オレ!。左1発で倒せる自信はあったので、がっちり当てましたよ」と満面の笑みで振り返った。 現在、日本スーパーミドル級王座を保持する。同級はアジアでは選手層が薄く、世界への壁も厚い。帝尊は「スーパーミドルは東洋の民族はアピールできていない。日本代表として、日本人は強い、強い日本人がいるところをアピールしていきたい」と満面の笑みを浮かべていた。