神木隆之介、『ビリオン×スクール』にサプライズ出演 山田涼介と約10年ぶりの共演に
7月5日よりフジテレビ系で放送がスタートした山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演の金9ドラマ『ビリオン×スクール』の第1話に神木隆之介がサプライズ出演を果たした。 【写真】山田涼介と約10年ぶりの共演となる神木隆之介 本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描くオリジナルストーリーの学園コメディー。 私立絵都学園で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組に新しい担任がやってくる。通称“ゼロ組”と呼ばれ、バカにされてきた底辺クラスに赴任してきたのは、容姿端麗だが、どこかクセのある教師・加賀美零(山田涼介)。学校の常識が全く通用しない、資産も行動力も“ケタ外れ”なこの教師。その正体はなんと、日本を代表する財閥系グループを継いだCEOで、まさかの“億万長者=ビリオネア”だったのだ。時代は変われど、思春期の子どもたちが抱える問題の根底は変わらない。それなのに、教育現場は変わる一方。怒ってはいけない、何かを強制してはいけない、呼び捨てにしてはいけない、生徒に踏み込み過ぎてはいけない……。「このAI時代に、教師は必要か?」と嘆かれる昨今、そんな常識をぶち壊す、ニューヒーロー=“新しい学校のリーダー”が現れる。 オンエア内でサプライズ登場した神木が演じるのは、私立絵都学園の校務員・内巻雫。気付いたらそこにいる薄い存在感の謎の人物で、初対面のはずの加賀美になぜかなれ慣れしく話しかけてくる。加賀美も「うっとうしい」と思いつつ、不思議と親近感を感じ、なぜか無視できない。 フジテレビドラマへの出演は『刑事ゆがみ』(2017年10月クール)以来、約6年9カ月ぶりとなった神木。本作で主演を務める山田とは、『探偵学園Q』(2006年7月クール/日本テレビ系)、『金田一少年の事件簿N(neo)』(2014年7月クール/日本テレビ系)の第1話以来、約10年ぶり3度目の共演となった。 同級生でもあり、プライベートでも親交のある山田と神木。山田が主演を務める本作で、神木がまさしく“友情出演”という形で念願の再タッグを組むことに。さらに、同じく本作に出演している志田未来も『探偵学園Q』にメインキャストとして出演していたため、『ビリオン×スクール』で約17年ぶりに“同級生”3人がドラマで揃うこととなった。 本作への出演が決まったときの感想について神木は、「小踊りするほどうれしかったですね」とコメント。それに対し、山田の「小踊りってどんな?」という問いかけに神木は、「こんな感じ(実際に踊る)」と踊って見せ、山田を笑わせた。「うれしすぎて踊らざるを得なかったね!」と語る神木に続けて、山田も「うれしいよね」と2人で喜びを噛み締めた。また、演じる役どころについて神木は、「やっぱり内巻という役が、ただただ加賀美に絡んでいくと思いきや、ちゃんと内巻には内巻のストーリーがあって。一言一言に意味があるので、おこがましいですけど僕もストーリーの一部、仲間なんだという気持ちになれてうれしかったです」と気持ちを明かし、山田は、「2人のバックグラウンドを視聴者の皆さんも想像しながら、2人のシーンを見ていただけたらまた違った面白さを感じていただけると思います」と見どころを語った。 約10年ぶりの共演となった撮影については、「撮影は1日だけでしたが、とても楽しかったです! めちゃくちゃ久しぶりでしたね! これだけがっつり2人でセリフの掛け合いをやるのは」と神木。続けて、山田は「ね! 休憩中にりゅう(神木)と車で一緒に待機してたんですけど、話がとまらなくて。監督にも“すごい仲がいいんだね”って言われました(笑)」と撮影の裏話を語った。さらに、撮影のエピソードについて「リハーサルで勝手に変えちゃったりとかして(笑)」と神木が明かすも、「でも、(神木が)緊張していたみたいで!」と山田が付け加えた。それに対し、「いや、しますよ!」とツッコミを入れる神木。一方、山田は、「今日の2シーン目からエンジンがかかってきたなっていうのはすごい感じていました」と共演シーンの手応えも感じているよう。山田のコメントに対し、神木も「そう! 滑舌がちょっと良くなるっていう(笑)」と和気あいあいと話す2人からは仲の良さが伺える。 最後に、視聴者へメッセージを聞かれた2人。「どこがアドリブでどこがセリフか! これを皆さんに見てほしい!」と強調する神木に対し、「なるほどね(笑)。2人のシーンね」と語る山田。神木は、「結構バーッと変わった流れもあれば、ちゃんとセリフ通りにしゃべっているところもあって。特に僕ですけど(笑)。視聴者の皆さんには“どっちなんだろう!?”って楽しみにしていただきたいです」と付け加え、山田は、「内巻のペースに巻き込まれる加賀美というシーンではあるんですけど、割と素の部分が出ちゃったりしているのかな、どうなのかな、というところも楽しみながら見ていただきたいと思います」とコメントを寄せた。 あわせて、プロデューサーの江花松樹からコメントも到着した。 江花松樹(プロデューサー)コメント 幼少期から第一線を駆けてきた2人が、時を経て学園ドラマで再集結。リアルな関係性がにじみ出るお芝居は、役を超え、2人が歩んできた年数と信頼関係を感じます。これぞまさに“友情出演”…。制作陣の気合いが入りまくった『ビリオン×スクール』、こちらも“最強の布陣”で神木さんをお迎えします!
リアルサウンド編集部