タイ代表の“神童”に注目。チャナティップら不在も「他の選手が輝く」。アジアカップで「可能な限り勝ち進む」
タイ代表を牽引してきたチャナティップ・ソングラシンとティーラシン・デーンダーは、AFCアジアカップカタール2023を欠場することが決まった。前回大会でタイ代表のベスト16進出の原動力になった2人を欠くことになったが、石井正忠監督は「他の選手が輝く」と述べたとAFC公式サイトは伝えている。 【グループリーグ順位表】カタールワールドカップ<組合せ> “タイのメッシ”の異名を持つタイ代表FWチャナティップや、マンチェスター・シティに在籍経験のあるFWティーラシンは、いずれもタイ代表がAFCアジアカップUAE2019にてベスト16に進出した際の立役者だった。 しかし、両名とも今大会は負傷によって欠場することが決定。AFC公式サイトは、主力の負傷に苦しむタイ代表を率いる石井監督のコメントを伝えている。 「負傷したチャナティップとティーラシンがいないのは悲しい。もっとも、他の26人の選手にとっては自分の力を証明する機会だ。U-23タイ代表チームとの強化試合があり、フィットネスと戦術の調整に重点を置いている。(アジア杯での)我々の目標は、可能な限り勝ち進むことだ」 主力が欠場するタイ代表では、現在J1リーグの北海道コンサドーレ札幌でプレーするスパチョク・サラチャットや、“タイの神童”と呼ばれておりベルギー1部リーグのOHルーヴェンに所属しているスファナット・ムエアンタら若手の活躍が期待されている。
フットボールチャンネル編集部