【本田望結】猛特訓で撮影した実演シーンが話題!主演映画『カーリングの神様』でカーリング選手役に挑戦|JJ
――やはり違いに苦戦なさったところがあったんですね。逆に同じだったところはありましたか? 本田さん:寒いという環境は同じですね(笑)。維持する温度も一緒なので私はいつもの場所で撮影が出来るのがすごく不思議な感じがしました。慣れた環境で私はとても心地がよかったです。
――撮影に向けたカーリングの練習は普段フィギュアスケートで使うリンクなどでも行われたのですか? 本田さん:私が普段フィギュアの練習をしているところの隣でカーリングの練習を行ったりもしました。なので、朝はカーリングの練習をして、午後はそのままフィギュアの練習に入ったりということもありました。実際カーリングの練習は撮影の約1ヶ月くらい前から始めました。場所も様々で、埼玉のリンクを借りるときもあれば、実際に撮影に入った長野で練習したりもしました。フィギュアもそうなんですけど日本にはリンクが少ないので、なかなか練習場所も限られていて毎日練習ができるわけじゃなかったんですけど、家でもフォームなどは練習できたので、それぞれが各自トレーニングを積んでいった期間だったかなと思います。リンクでのほとんどの練習時間は、実際に映画の中のチームの仲間と一緒に過ごしました。
カーリングシーンも自分たちで!「スイッチが入りました!」
――スポーツを描く映画では、実際の競技シーンを演者ではなく選手で撮影して映像をつくるということもあると聞きますが、今回は演者のみなさんがリアルに競技をする姿を撮影することにこだわったそうですね。 本田さん:カーリングのシーンについて、初日に監督やスタッフさんから「出来る限りみんなでカーリングして、そのシーンを使いたい」との話があり、本格的に練習を頑張ろうと、そこで私たちもスイッチが入りました。スポーツの映画を撮る場合、どれだけ役者さんが練習を頑張っても、小さい頃から頑張っている選手にはやはりかなわないし、映画を総合的に観たらやっぱり誰かにやってもらった方がうまくいくシーンもあるのも事実。そう思うと悔しいところもあったり仕方のないことなんですけど、今回は最初に「できる限りみんなでやろう!」と言ってくださったおかげで私たちもやる気になり、本気で頑張ったらできるんだっていう新たな映画の世界の可能性を見つけられたかもしれません。そういう空気にしてくださったスタッフさんたちには感謝しています!