西武・武内夏暉、22歳ラスト登板を白星で飾れず…好相性だったソフトバンク打線に7安打4失点
◆西武―ソフトバンク（19日、ベルーナドーム） 西武の武内夏暉が22歳最後の登板を勝利で飾ることはできなかった。 ■まさか、中日の選手が西武の帽子を…【写真】 21日に23歳の誕生日を迎える武内は「（誕生日は）あまり意識しないで投げたい」と前日に話していた。立ち上がりはその通りの内容だった。1回は3者連続空振り三振に切って取り、2回の山川穂高のバットも空を切り4者連続三振。3回まで安打と四球の2人の走者に抑えた。 しかし、4回。先頭の栗原陵矢に中越え二塁打を浴びるとリズムが空転した。簡単に2死を取ったものの、正木智也にカウント2―2から外角のチェンジアップを中前適時打され、さらに2死二塁から牧原大成に中前適時打を浴びて2点を先制された。 5、6回は3人ずつに切って立ち直ったかに見えた。しかし、7回に3安打や暴投、ボークを犯すなど乱れてさらに2点を失い、この回で降板した。 ソフトバンクとは前回対戦までの3試合で、計24イニングを投げてわずか1失点と強力打線を寄せ付けず2勝を挙げていた。しかし、この日は先頭打者の出塁を許した4、7回を抑えることができず、球宴前の前半戦最後の登板を白星で飾ることはできなかった。
西日本新聞社
