「明日のエンジェルス戦、ショウヘイを休ませようと思っていた。それでいい?」ド軍指揮官のご機嫌ジョークに、「大谷翔平ファンの皆さん、心配しないで」とMLB公式がフォロー
現地9月2日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦して11ー6で勝利した。 【動画】MLB公式が配信! 2安打、3盗塁と活躍したダイヤモンドバックス戦の“大谷翔平ハイライト”をチェック! 「1番・DH」で出場した大谷翔平は、4打数2安打、2四球と活躍。本塁打こそ出なかったものの、3盗塁を成功させて44(本塁打)ー46(盗塁)とし、MLB史上初の50ー50にまい進している。 ドジャースは翌3日から、大谷の古巣ロサンゼルス・エンジェルスと敵地で2連戦に臨む。大谷はオープン戦でエンジェル・スタジアムに凱旋しているが、公式戦はドジャース移籍後初となる。初めてMLBに足を踏み入れた2018年から23年までの6年間プレーしたかつての本拠地でどのような活躍を見せてくれるのか。 米メディアも大谷のエンジェル・スタジアム凱旋に注目。2日の試合後、大谷はエンジェルス戦への心境を聞かれ、「いままで一番多くの時間を過ごした球場なので、僕にとって特別な場所。ファンの人たちの前でプレーすることは特別なので、一生懸命頑張りたい」と心境を明かした。 一方のドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「明日(のエンジェルス戦)、ショウヘイを休ませようと思っていた。それでいいかな?」とダイヤモンドバックスとの4連戦で3勝したためか、ご機嫌ジョークをとばした。 『MLB.com』は、「オオタニ・ファンの皆さん、心配しないで。ロバーツ監督は“オオタニが健康である限り、たとえドジャースが地区優勝を決めた後でも、歴史に残る活躍を見せているオオタニをベンチに座らせるつもりはない”とも言っていた。だからオオタニはアナハイムでの試合でも、いつものように先頭打者になるから」とフォローした。 ロバーツ監督はさらに、古巣対戦となる大谷について、「確かに多少は感情的になるだろうが、感情の起伏は人によって異なる。ショウヘイは問題なく試合に勝つ手助けをしてくれるだろうね。彼はいつだって困難を乗り越えてきたんだから」と、エンジェルス2連戦での活躍を期待した。 構成●THE DIGEST編集部
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