「右側の首周りの毛がほとんどなくなって」脱毛症を公表した餅田コシヒカリ 芸人になってブレイクも2回目の脱毛を発症して
餅田さん:小野島さんに言われて気づきました。前回もそうですが、自分では見えにくいし、人に言われて知る人も多いみたいですが、また来たかって。1回目のときに完治する人もいるけど、5年ごととか、決まったスパンで繰り返す人も多いと聞いていたので。もしかしたら、また治療かぁ…と。1回目のときは親元にいたので治療方針も親にすべて頼りきっていましたが、2回目は上京していたので自分でいろいろ調べました。
■ステージが終わると床がパカっと開いてウィッグが… ── すぐに治療を再開されたのでしょうか? 餅田さん:それが、すぐ治療すればよかったんですけど、気乗りもしないしお金もなかったのであと回しにしていたんです。脱毛の範囲が狭いときは、部分ウィッグをパチパチつけて、舞台に出ていました。いずれ治るだろうと思ってほったらかしにしていたら、どんどん脱毛の範囲が広がってきちゃって。結局、親にまた相談して大学病院の脱毛外来を受診。様子を見ながら治療を始めました。
── 芸人というお仕事柄、激しい動きをしたり頭を触るようなツッコミを入れたりなど、影響はありましたか? 小野島さん:もともと頭にツッコミすることはなかったんですが、2019年とんねるずさんの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出させてもらったとき。ステージが終わると床がパカっと開いてそのまま真下に落ちる流れになっていたんです。床に直撃しないようにウレタンがたくさん敷き詰められていましたが、体が落ちるのと一緒にウィッグも外れてしまい。「ウレタンがウィッグを被ってる…!」みたいになっちゃって。床に落ちるとすぐにスタッフさんが様子を見に来てくれるんですけど、当時は僕やマネージャーさんなど、ごく限られた人たちにしか脱毛について話してなくて。スタッフさんが来る前に僕がウィッグを慌てて回収して、回収したウィッグを餅田に被せ、スタッフさんにはバレずに済みました。