＜16日・若松ボート・4日目＞ 今年5月に福岡でデビューした134期の増本杏珠が、4日目5Rで固定の6枠から2着。デビュー2期目、通算68走目にして初の舟券絡みを達成し、3連単は1－6－3で7万9850円の高配当も演出した。 Sは5番手だったが、1Mは最内を差して浮上。ストレートでは力強く伸びていき、2周1Mで単独の2番手に躍り出た。「今までいい位置に出てこられたことはあるけど、緊張とかで着を取れなかった。初の2着はうれしかったです」と笑顔がこぼれた。 「伸びがいいと言われるし乗りやすい」と機力の後押しも大きく、同じレースを走った平野和明も「増本さんは一人だけ出かたが違った」と脱帽していたほど。「今節はあと3走くらいできると思うので、初1着を狙いたい。乗りやすいですから」と今節中の水神祭達成にも意欲をのぞかせていた。
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