東京と東北の「絆」をはぐくむ音楽祭が開かれる /東京
東京・大田区の人々と、宮城・東松島市の人々が交流を深める「絆」音楽祭が24日、東京都大田区の日本工学院専門学校の大ホールで開かれた。東松島市から4団体、大田区から6団体がステージに出演、東松島高校の卒業生と大田区の高校生ボランティア経験者によるトークも行われ、東北の復興を願った。 大田区&東松島市「絆」音楽祭は、今年で3回目。東日本大震災で、大田区の人々による被災地支援活動をきっかけに始まった。震災発生から今年4月末までの間に、1万1253人の大田区民が、現地でボランティア活動に取り組んだという。 この日のステージには、小学校のママさんコーラスや、東松島高校のダンス部、合唱隊などが出演し、会場を盛り上げた。また、会場では、大田区防災課による防災グッズの紹介や、被災地支援活動の写真展示、東松島市小野地区仮設住宅で作成したグッズの販売なども行われた。