いい歯の日 「噛む力」ランキングで宮崎県が2位に
テレビ宮崎
11月8日が「いい歯の日」という事で、全国で宮崎県が2位となってるランキングをご紹介します。 ロッテが20代から60代を対象に「噛むこと」に対する知識や理解度のアンケートを行ったところ、宮崎県は全国2位となりました。 主な質問は「一口当たりの噛む回数」「硬いもの、柔らかいもの、どちらを食べることが多いか」という内容で、噛むことを意識することがどれほど大切か歯科医師に聞きました。 宮崎市にあるひまわり歯科の柿崎陽介理事長は、噛む力が弱まると食事の「軟食化」につながると話します。 (ひまわり歯科 柿崎 陽介 理事長) 「軟らかいものを食べるようになってしまうと、どうしても脂肪や炭水化物が増えてしまうので、栄養バランス的に食物繊維とかは減ってしまいますし、いわゆる生活習慣病が関わってきます。」 また、柿崎医師は子供たちに見られるある傾向を指摘します。 (ひまわり歯科 柿崎 陽介 理事長) 「お口がポカンと開いている子供さんが多いですね。何かに集中している、テレビ見てる時、何かしてる時の口が開いたまま、いわゆる口呼吸になってるような状態ですね。」 口呼吸になるのは、頬や舌など口周りの筋肉が十分に発達していないことが原因の一つ。 柿崎さんは保育園も経営していて、口周りの筋肉を育てる遊びを毎日行っているそうです。 噛むトレーニングのためのガムも販売されていて、楽しみながら口回りの筋肉を鍛える事につながります。 口腔機能の向上に向けてガムを使ったトレーニングが山口県で行われ、子どもたちの咀嚼力がアップしたということです。 (ひまわり歯科 柿崎 陽介 理事長) 「よく噛むと唾液もしっかり出てきますので、その唾液自体が歯を守ってくれる。あるいは歯周病から守ってくれるという力がありますから、よく噛んで食べるっていうことを意識されてるのが、いい歯に繋がっていきます。」
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