夏の暑さを和らげる「韓牛珍味スタミナ食」…韓国の若者世代が注目
【07月20日 KOREA WAVE】韓国で最近、健康に関心が高く、実利のある消費を追求するMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)を中心に、韓牛のスタミナ食が注目されている。これに対し、韓牛自助金管理委員会は韓牛副産物を活用して気力を充実させるスタミナ食を紹介している。 韓牛の副産物の中でもテールは豊富な栄養素とコシのある食感、噛む楽しさまで備えた部位だ。また、たんぱく質や必須アミノ酸など多様な栄養素が含まれ、子どもたちの成長促進や疲労回復など老若男女を問わず、気力充実に最適だ。 スタミナ食といえば、真っ先に白いスープの濃い肉スープが思い浮かぶ。最近、芸能番組「ソジンの家2」でも話題になっているテールコムタンは、濃厚なスープとさっぱりとした味に外国人の味覚も虜にした食べ物だ。 韓牛テールコムタンは飲食店で食べても良いが、家で自分で煮込んで食べたり、手軽に購入して楽しめばリーズナブルな価格で滋養が可能だ。 韓牛のテールを冷水に浸して血抜きし、一度ゆでて再び水を注いで強火で1時間煮込み、2時間弱火でとろとろ煮込むと、白いコムタンスープを作ることができる。 猛暑に打ち勝つために辛い食べ物を楽しむ人も多い。最近、MZ世代の間ではいわゆる「マーラー(麻辣)味」ブームで、ラーメン、チキン、トッポッキまで強いマーラー香辛料を入れて楽しむ人が増えている。 マーラー味の食べ物には、中国春雨、プンモジャ(粉耗子)など、もちもちした食感の材料を添えるのが流行し、モッパン(食べ物動画)ユーチューバーの間では、もっちりした食感の韓牛の牛足もマーラーと相性の良い料理として注目されている。 マーラーコムタンの長い調理時間が負担になるなら、電子レンジに5分で完成する簡便食もある。韓牛のコムタンはさまざまな食材と相性が良く、好みに合わせて各種野菜や麺類、餅、チーズなどと一緒に手軽に楽しむことができる。 韓方医のパク・ミギョン氏は「夏は蒸し暑さによる脱力、熱中症など温熱疾患が起こりやすいため、スタミナ食を摂取することが重要だ。東医宝鑑に『韓牛は虚を補い、胃腸の気を増し、気と血を養う食べ物だ』と記されている」と話している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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