子どもの入学祝いに親戚から「5万円」もらいました。これは「お返し」が必要なんでしょうか?
子どもが小学校へ入学するにあたり、親戚から入学祝いをもらったという方も多いでしょう。入学祝いにはお返しをするべきなのか、お悩みの方もいるかもしれません。 今回は株式会社MayLightが行った小学校の入学祝いアンケートの結果を基に、入学祝いの相場と併せて入学祝いへお返しは必要かについて解説します。 ▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?
入学祝いの最高額は5万円
株式会社MayLightが行った小学校の入学祝いアンケートの結果では、入学祝いの最高額は5万円となりました。本章では、入学祝いの費用相場についてご紹介します。 ■入学祝いの費用相場はどのくらい? 一般的な入学祝いの予算相場については表1を参考にしてください。 表1
※株式会社MayLight「小学校の入学祝いアンケート結果」を基に筆者作成 入学祝いで3001円~5000円を贈る方が34%と最も多く、次いで多かったのは26%の5001円~1万円を贈る方でした。 1万円以内におさめている方が80%以上いることから、入学祝いの相場は1万円が目安といえるでしょう。この結果を見ると、5万円は親戚からもらう入学祝いとしては、相場よりも少々高い金額かもしれません。 ただし入学祝いは、受け取る側と渡す側の関係性によっても異なると考えられます。 例えば、祖父母が孫に贈る場合は、相場よりも高額な物をプレゼントするケースも多いとされています。おいやめいに贈る場合は、近所に住んでいたり、普段から付き合いがあったりと近い関係であれば祖父母と同じく相場以上の入学祝いを渡す方も多いようです。 ■入学祝いで人気のプレゼントは? 小学校の入学祝いアンケートによると、入学祝いで人気が高かったのは男の子、女の子ともに現金でした。 入学祝いの人気ランキングでは男の子で32%、女の子で30%といずれも現金が上位を占めています。ランドセルや学習机など入学祝いとしてプレゼントする場合、重複してしまう可能性があるでしょう。 プレゼントの重複を心配したり、何を渡そうか迷ったりした場合は、人気の高い「現金」を渡すことが安心かもしれません。