バンクーバーの日本人シェフ刺殺事件、32歳の男を逮捕 面識なしか
カナダ西部バンクーバーで日本人男性のカキウチ・ワタルさん（32）が刺殺された事件で、地元警察は12日、ティモシー・イズボーン容疑者（32）を殺人容疑で逮捕したと発表した。2人の間に面識はなかったとみられ、警察は引き続き事件について捜査をしている。 バンクーバーの居酒屋でシェフだったカキウチさんは5日未明、何者かに路上で刺された後に死亡した。警察によると、10日に市内でイズボーン容疑者を逮捕し、11日に検察当局が訴追したという。警察は「捜査官が得た証拠のほか、市民による情報提供が不可欠だった」としている。（ニューヨーク＝中井大助）
朝日新聞社
