朝倉未来が平本蓮戦へ向けて海とスパーリングをしているようだ（※写真は以前の公開練習時）

　7月28日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.3』で平本蓮（25=剛毅会）と対戦する朝倉未来（31=JTT）が、昨日23日、自身のXで弟の海とのスパーリング写真を投稿し「あと3ヶ月、100%勝つよ」と書き込んだ。 　ファンからは“朝倉兄弟最強！”や“圧倒的に勝って”といった声があがっている。 【フォト】朝倉兄弟のスパーリング写真、最強兄弟が抱き合うツーショットも！ 　朝倉兄弟の絆の強さが再認識されたのは、最近だと昨年11月に未来がキックボクシングの試合でYA-MANにKO負けを喫し、引退を示唆するまで追い込まれた時の弟の海のSNSでの熱いメッセージを記憶しているファンも多くいるだろう。 　当時の未来は同年7月にヴガール・ケラモフ戦で一本負け。そして11月19日、YA-MAN戦で失神KO負けとなり、敗戦後に引退を示唆した。だが、試合から2日後の21日に「来年必ず強い姿で戻ってきます」と自身のSNSやYouTubeで涙ぐみながら現役続行を宣言。同日に海がSNSで「今は俺がやる」と宣言して、RIZINで勝利し兄と抱き合う写真を掲載した。 　格闘技界を盛り上げるために、自らを鼓舞し試合をしてきた未来。それを傍で見守り、世界トップレベルまで昇りつめようとしている海。当時の2人の立ち位置は、海の「今は俺がやる」の言葉に集約されていたといっていいだろう。 　そして、海がRIZINのベルトを獲得した今、“今度は俺の番”というのが未来の現在の立ち位置なのかもしれない。海とのスパーリング写真を掲載し「100％勝つ」と宣言した短いメッセージの中には、その思いが込められているように感じられた。 　未来が所属するJTTは、MMA最高のコーチ陣、打撃のスペシャリスト、そして海を始めとしたトップ選手が揃っている。未来にとって平本戦が、ベルト獲得への第一関門とするならば、絶対に落とせない一戦となる。7月28日は、強い未来の復活が見られるかもしれない。