【プレビュー】阪神の5年目・井上広大に注目!首位浮上の巨人は6連勝中の4位・DeNAと対戦、ほか | セ・リーグ | プロ野球
9月6日~8日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
東京ヤクルトスワローズ vs 阪神タイガース
最下位のヤクルトと3位の阪神が対戦。 巨人との3連戦を2勝1敗で終え、6カードぶりに勝ち越したヤクルト。注目は本塁打王争いトップを走る村上宗隆だ。今季は打率2割台前半と苦しんでいるものの、23本塁打は堂々のリーグトップ。DeNA・オースティン、巨人・岡本和真が1本差で迫るが、最後の1ヵ月で量産といきたいところだ。 3連勝と勢いに乗る阪神は、首位・巨人まで3ゲーム、2位・広島まで2.5ゲームの僅差となっている。注目は若手有望株の井上広大。履正社高出身の5年目は、8月28日のDeNA戦でプロ初本塁打を放つと、9月4日の中日戦で早くも2号を放つなど、長距離砲の素質を開花させようとしている。シーズン終盤、そしてCSの戦力となるべく猛アピールを続けたい。
広島東洋カープ vs 中日ドラゴンズ
2位の広島と5位の中日が対戦。 痛恨の3連敗で首位から陥落した広島。首位返り咲き目指すチームは大瀬良大地を先発に立てる。今季は20試合で6勝3敗、防御率1.31と抜群の安定感を誇っており、現在2連勝中。打線も好調の小園海斗を中心に、序盤から大瀬良を援護したい。 同じく3連敗中の中日は、岡林勇希が好調だ。シーズン前半は打率2割台前半に低迷していたが、夏場以降調子を上げ、8月は打率.323(96打数31安打)と良く打った。阪神との3連戦では6安打を放つなど、直近10試合で19安打を放っている。
読売ジャイアンツ vs 横浜DeNAベイスターズ
首位の巨人と4位のDeNAが7日、8日に対戦。 ヤクルトとの3連戦を負け越したが、広島の3連敗により首位に浮上した巨人。注目は前日の試合で決勝弾を放った岡本和真だ。今季は爆発的に打った月はないものの、安定して本塁打を放ち、22本塁打は村上に続く2位。68打点はトップの数字だ。優勝争いも佳境の中、個人タイトル争いも激しさを増しそうだ。 台風による4試合中止がありながらも広島に3連勝、中止前も含めて6連勝と勢いに乗るDeNA。その原動力となっているのが4番に座るオースティンだ。規定打席には届いていないものの、リーグ2位相当に当たる打率.309、同2位の22本塁打、56打点をマーク。巨人戦では打率.226、東京ドームでは同.188と相性の悪い対戦となるが、この勢いのまま苦手払拭といきたい。