小倉智昭さんを「兄貴」と慕っていた俳優 訃報に深い悲しみ「俺が描いた肖像画を遺影に…って言ってたな」
俳優で画家の庄司哲郎(57)が10日に自身のフェイスブックを更新。9日に77歳で膀胱がんで死去したキャスターの小倉智昭(おぐら・ともあき)さんについて長文で思いをつづった。 【写真】庄司哲郎が描いた小倉智昭さんの肖像画 庄司は2016年、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された。これを巡り、当時週刊誌で小倉さんが庄司を金銭的に支援しているという報道が出回った。 しかし小倉さんは庄司との関係について「絵の才能を高く評価して、絵を買うなどして応援してきた」と説明し、金銭のやりとりはあくまでも“絵の対価”だったとしていた。 この騒動後も2人の交流は続いていたようで、訃報を受けた庄司は「なんとなく予感がしたからこの前連絡したんだよな…。兄貴…マジかよ。知り合って30年。何枚絵描いた?俺が死んだら庄司が描いた肖像画を遺影にしてくれと言ってあるから頼むと言ってたな…。色々あったよ。兄貴とは、マジギレした事もあったよ。俺の親父代わりだった。癌になった時一番最初に俺に電話して来たよな…。マジか…。ちょっとダメージでかいな。切れそうだわ…くそっ!」と率直な思いを告白。 続けて「引退したら庄司に絵を習ってのんびりするか?なんて言ってたな…。俺の絵を世界一コレクションしてるのが小倉さんだよ。親父の絵を含め。ありがとう」と小倉さんの生前の言葉を回想し、感謝を記した。 また小倉さんが亡くなった「9日」について「ジョン・レノンが好きで描いて渡した時“ジョン・レノンが12月8日だろ?庄司の親父さんが12月1日だろ?庄司の弟が12月24日だろ?俺は何時なんだろうな?庄司?”“兄貴そんなこと俺はわからんよ。ジョン・レノンと同じじゃ申し訳ないなんて言ってんなら1日ずらせば?(笑)”なんてジョン・レノン記念館に絵を貸し出す時記念館の館長交えてそんな冗談言ったのがホントになっちまったじゃんか!」と指摘し「笑えねーぜ兄貴。“俺の葬式に庄司来てちゃんと泣いてるかチェックするからな(笑)”なんて言ってたよな?思い出が尽きんよ。兄貴」と心を痛めていた。