町田MF柴戸海が期限付き移籍期間終了で浦和復帰 終盤は故障離脱も主力担い「成長できた1年間」
浦和から町田に期限付き移籍していたMF柴戸海(29)が来季浦和に復帰することが28日、両クラブから発表された。 柴戸は今季開幕戦から守備力を生かしながら主に先発で町田の躍進に貢献していたが、8月上旬に左膝軟骨損傷のため離脱。9月末に手術を受け、シーズン残り期間はリハビリ生活を余儀なくされた。リーグ戦は22試合出場で1得点だった。 柴戸は両クラブを通じてコメント。町田を通じては「シーズン途中にケガをしてしまい、最後までチームに貢献できず申し訳ありません。J1初挑戦で不安や期待が入り混じった中で、チームとしても個人としても大きく成長できた1年間だったと思います」とし「来シーズンは対戦相手として戦うことになりますが、再会できるのを楽しみにしています」と約束した。 浦和を通じては、かつて阿部勇樹氏から背番号22を受け継いだ経緯に触れながら「またこの背番号を付けて浦和レッズの選手として闘い、チームの勝利により貢献していくためには、何をすべきなのかを考え続けていました。1年間、外の世界へ出て得てきたものは大きいと思います。来シーズンは、22番に変更したとき以上の覚悟を持って闘いたいと思います。まずはケガをしっかり治して、1日でも早く埼玉スタジアムで再会できるのを楽しみにしています」と誓った。