【広島】広島大学 デジタルものづくりイノベーション施設を公開
広島大学は産学官で連携してデジタル化で「ものづくり」を進める施設を整備し関係者に公開しました。 デジタルものづくりイノベーション拠点施設は大学と企業の連携強化などを目的に整備されました。 総工費は14億円で、経済産業省の補助として10億円、残り4億円を地元の企業などの寄付で建設されています。 公開に先立って記念式典が開かれ、経済産業省イノベーション・環境局の川上悟史大学連携推進室長やマツダの菖蒲田清孝会長など54人が参加する中、広島大学の越智光夫学長は「産学官の連携をさらに前に進めていきたい」と挨拶しました。 施設は製品開発の課題などを検証する「企業との共同実験」、大学のベンチャーなどを支援する「インキュベーション」、異業種交流などでイノベーションを目指す「オープンイノベーションの推進」を目的にしているということです。 施設内は電子機器から発生する電磁波ノイズを測定し電子機器の動作への影響を調べる「電波暗室」など10の研究室などがあり、異業種交流などの会議につかるオープンイノベーションホールなども整備されています。