伝統野菜を使った新メニューを高校生が開発「小布施丸なすバーガー」 生産者も「大変うれしい」【長野】
伝統野菜を使った新メニューを高校生が考えました。出来上がったのは少し変わったハンバーガー。関係者が集まり試食会が開かれました。 長野市内のレストランに集まった関係者たちが口々に頬張るのは…。 ■試食会で子ども「おいしい」 ■農業科の生徒「まさかこんな斬新なアイディアとは思っていなかった」 信州の伝統野菜「小布施(おぶせ)丸なす」を使った「小布施丸なすバーガー」です。 須坂創成高校の生徒たちが栽培から携わりメニューの考案までしました。 今年、農業科の生徒が町提供の50本の小布施丸なすを栽培。およそ200キロを収穫しました。 ■農業科2年生黒岩佳叶さん「最初うまく伸びなくて病気かと思ったが伸びてくれた」 バトンを受け継ぎ商品化を目指したのは商業科の生徒たち。 ■商業科3年生宮沢叶羽さん「色んな年代から人気があって食べやすくてガッツリがいいなとハンバーガーにしました」 ハンバーガーの調理は長野市のレストランが担当。揚げナスと焼きナスを組み合わせ自家製パンと挟みました。会場には生産者も訪れ高校生の力作を試食しました。 ■生産者小林修さん「非常においしかったです。このナスが残っていくことを目標にしているので、若い人が触れ合って活用していただく。大変うれしい活動」 小布施丸なすバーガーは10月に高校が開く実習販売会に登場するほか一般販売も目指す予定です。