競泳日本代表を18年務めた、入江陵介さんの最後のレース「悔しさより感じたのは...」
水泳界を盛り上げるために色々なことに挑戦したい
今後は水泳を軸にしつつ、活動の幅をできる限り広げていきたいと思っています。子どもたちへの水泳指導や選手たちのサポートはもちろん、スポーツキャスターなどの仕事にも、ぜひ挑戦していきたいです。これまで「伝えていただく側」だった分、今度は「伝える側」のお手伝いができたらと思います。 もちろん、最終的には競泳界全体を今以上に盛り上げて、これまで以上に強い「競泳日本」を築くことが目標です。ロンドン五輪の400mメドレーリレーでメダルをつかんだあの瞬間、チームメイトが飛び跳ねて喜んでくれた光景を、今も鮮明に覚えています。またあんなチームが生まれたら最高ですね。 また、競泳も含め、スポーツはファンの方々も含めて「ワンチーム」です。たくさんの方に応援してもらえる選手を育てつつ、声援を送る方々とも一つになって、競泳界の発展に貢献していけたらと思っています。
入江陵介(元競泳日本代表)