バルセロナ会長ラポルタ、グアルディオラにチャビ後任について相談か…勧められた指揮官はプレミアのあの監督?|ラ・リーガ
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に対して、チャビ・エルナンデス監督の後任探しについて助言を求めた模様だ。スペイン『カタルーニャ・ラディオ』が報じている。 今季限りでチャビ監督が退任することとなり、その後任を探しているバルセロナ。『ムンド・デポルティボ』曰く、候補に挙がっているのは元バイエルン・ミュンヘン&ドイツ代表指揮官のハンジ・フリック氏、トーマス・トゥヘル現バイエルン監督、そしてロベルト・デ・ゼルビ現ブライトン監督とされている。 チャンピオンズリーグ優勝経験者であるフリック氏&トゥヘル監督の代理人は、FWロベルト・レヴァンドフスキも顧客であるピニ・ザハビ氏で、ラポルタ会長と懇意の仲にある。一方でデ・ゼルビ監督はデコSD(スポーツディレクター)率いるクラブの強化部門が推しており、同部門はそのほかミケル・アルテタ現アーセナル監督、ルイス・エンリケ現PSG監督にも興味を持っているという。 そして『カタルーニャ・ラディオ』の番組“Tot Costa”によれば、ラポルタ会長がグアルディオラ監督に対して、誰を招聘すべきか相談を持ちかけたとのこと。ラポルタ会長はクラブの名誉会長だった故ヨハン・クライフ氏の存命中にもそうした相談を行なっており、今度は自身の第一次政権で指揮官を務め、今なお親しい間柄にあるグアルディオラ監督に助言を求めたようだ。 するとグアルディオラ監督は、ラポルタ会長にデ・ゼルビ監督の招聘を勧めたという。 なおバルセロナがデ・ゼルビ監督の招聘に動くとして、問題になるのがブライトンとの契約だ。MF三笘薫も所属するイングランドのクラブは、デ・ゼルビ監督の契約解除金を約1000万ユーロに設定しているとみられる。財政難に陥るカタルーニャのクラブにとっては、決して低くはない金額だ。