DeNA・筒香嘉智、26日・巨人戦での昇格は見送りへ「ズレはまだある」 復帰後初守備も難なくこなす
◆イースタン・リーグ 日本ハム―DeNA(25日・鎌ケ谷スタジアム) 5年ぶりに日本復帰を果たしたDeNA・筒香嘉智外野手(32)が25日、イースタン・リーグの日本ハム戦(鎌ケ谷)に「4番・左翼」で先発出場。復帰後初めて守備に就き、1度の機会を難なくこなした。打っては3打数1安打。それでも「日に日に良くはなっているけど、感覚的にはまだまだ」と調整途上であることを強調。26日の巨人戦(横浜)での1軍昇格は見送られることになりそうだ。 試合前には左翼で入念にノックを受け、2回1死から水谷の左翼へ上がった打球を難なく処理した。打席では1―2の6回2死から松浦の134キロスライダーに体勢を崩されながら、うまくバットに乗せて右前に運ぶ技ありの一打で出塁。予定通りの6回をこなし、代走を告げられ交代した。 試合後、米国と日本のリズムの違いにまだなじんでいないことも明かした。「球が見えて振りにいった感覚が、アメリカの投手と日本の投手では違うので、そこのズレはまだある。ヒットが出ているけど、よく寝られているから(ズレが)取れるものではない」と調整を重ねていく考えを示唆。27日のイースタン・西武戦(カーミニーク)に出場し、最終チェックを行う見込みだ。
報知新聞社