露ベルゴロド州、ウクライナ軍の攻撃で20人死亡 非常事態省発表
ロシア非常事態省は、ウクライナと国境を接するベルゴロド州が30日、ウクライナ軍による攻撃を受け、これまでに20人が死亡したと発表しました。 ロシア非常事態省によりますと、ウクライナと国境を接するベルゴロド州の州都ベルゴロド市で30日午後、ウクライナ軍による攻撃があり、住宅や商業施設などが被害を受けました。これまでに20人が死亡し、111人がケガをしたということです。 地元知事はSNSに「この2年間で最悪の結果だ」と投稿しました。また、ロシア国防省は声明で「ウクライナ軍は禁止されている砲弾も使ったが、迎撃した」と主張しています。 一方、この前日29日には、ロシア軍がウクライナ各地に大規模攻撃を仕掛けていて、ゼレンスキー大統領は「最も激しい攻撃」により、およそ120か所が被害に遭い、39人が死亡、159人がケガをしたとSNSに投稿していました。攻防は新年を目前に激しさを増しています。