カメラマンの木村大作氏「映画作りに自分の身をささげた人」 没後10年の高倉健さんをしのぶ
カメラマンの木村大作氏(85)が7日、東京・丸の内TOEI②で行われた「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」(22日まで)の初日「駅 STATION」(降籏康男監督、倉本聰脚本)の舞台あいさつに登壇した。 2014年11月10日に他界した高倉健さん(享年83)について「映画作りに対して精いっぱい、自分の身をささげた人。感情でやっているから、無言でも全てを表現している」などと語った。 1977年公開の「八甲田山」で出会い、「駅-」など計9本を撮影した名優を「自分の映画人生において神」としみじみ。「もう一回、見直してほしい。若い人の心にも響くと思う」と呼びかけた。