ステージのオープニングを飾ったエイサー同好会の演舞＝11月30日、鹿児島県奄美市名瀬

　鹿児島県奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校（向井奉文校長）の第28回「奄専祭」が11月30日、同校サングリーンホールであった。学生らが企画した催しや多彩なパフォーマンスなどがあり、地域住民など多くの人でにぎわった。 　テーマは「For　the　best　smile～輝く一輪の花を咲かせよう～」。ステージは同校エイサー同好会の力強い演舞で開幕し、有志のダンスや小湊町内会による八月踊り、小湊小の児童らによる合奏などが続いた。後半もお笑いタレントのもりせいじゅさんがゲストで登場するなど、さまざまな演目で盛り上がった。 　各学科が学習の成果をまとめたポスターやクラスごとの作品展示、フリーマーケットもあり、キッチンカーなど飲食ブースも設けた。今年は同校に2019年度まで設置されていた調理師養成学科の卒業生による模擬店も復活した。 　奄専祭実行委員長の照屋陽愛（ひより）さん（看護学科2年）は、「実習や実技試験などで忙しい中、みんなで協力して学祭を完成させた。結構たくさん人が来てくれて、盛り上がってよかった」と笑顔を見せた。