リアム・ペイン、転落時に摂取していた薬物が判明 ジャスティン・ビーバーも追悼
10月16日にアルゼンチンのホテルから転落、31歳の若さで亡くなったリアム・ペイン。現地の自治省のスポークスパーソンによるとホテルのバルコニーから自ら飛び降りたという。検死の結果、当時複数の薬物が体内にあったことが判明した。関係者が放送局「ABC」に認めている。
報道によるとリアムの体内にあった薬物の1つは、ピンクコカインと呼ばれるもの。メタンフェタミン、ケタミン、MDMAを合成して作った薬物であり、幻覚性が高いという。関係者はリアムの部屋からはこの薬物を摂取するために作った「即席のアルミパイプも発見された」と話している。ホテルの従業員は「リアムは転落前にホテルの部屋を完全に壊していた」と話しているが、それもこの薬物の影響と見られている。この薬物は元々中南米で流行していた。検察はリアムがホテルの従業員から薬物を入手した可能性があるとコメントしていたが、それがこのピンクコカインかどうかはまだ明らかになっていない。 報道によると検死はまだ部分的にしか終わっていない。遺体はまだアルゼンチンにあり、検死が完全に終わるまで遺族には返されないという。
連日アメリカマスコミはリアムの死について報じている。そんな中、リタ・オラやショーン・メンデスら多くのセレブたちが追悼メッセージを発表しているが、ジャスティン・ビーバーもお悔やみの気持ちを表明している。ジャスティンはファンが作った追悼動画をインスタグラムにシェア、砕けたハートの絵文字を添えている。 転落の直前、ホテルのロビーで遭遇した見知らぬ女性に話しかけていたというリアム。女性によると「僕はボーイズバンドにいたことがある。今の僕がめちゃくちゃなのはそのせいだ」と話していたという。事件の全貌が明らかになるのを待ちつつ、改めて安らかな眠りを祈りたい。